満員やった。仕方がないので、二番目に近い散髪屋さん行った。すごい年寄りの店主がおった。客は誰もいない。「ま、ええか」と思い入っていった。「髪の毛切ってください」言うた。
あんまり下手なので、「この仕事いつからしてるのですか?」と聞いた。「戦後すぐや」との事。「独立して40年になる」。
しかし、ほんまに下手なので、「お客さんはどんな人ですか?」と聞いた。「客はもう皆、おらんようになった」言うてた。
「お歳はおいくつですか?」と聞いた。「もうじき80歳や」。
今日は、貴重な経験した。
仕上がりは予想通り、とっちゃん坊やみたいになった。この髪型で事務所に帰ったらみんなに笑われた。
商談が終わり、この髪型を維持する気力がなくなったので、いつものヘアーサロンに行った。事情をはなすと、マスターは、「僕もその散髪屋さん行きたい!!!」との事。「行ってどうするのですか?」と僕、聞いたら「スタッフを連れて行き、七三にセットしてもらう」言うてた。
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